Scrum.org™ 認定 SPS™ 研修

Scaled Professional Scrum™ with Nexus™ — スケーリングスクラム研修

SPS - Scaled Professional Scrum

Nexusで、複数のスクラムチームによる価値提供をスケールする

スクラムで成果を上げているチームであっても、1つのチームでできる仕事の量と生み出せる価値には限りがあります。より大きな価値を生み出すには、同じプロダクトに取り組む複数のスクラムチームへと拡大(スケール)する必要があります。そのとき組織は、チーム間の依存関係、自己管理、透明性、説明責任といった共通の課題に直面します。

こうした課題に重量級のスケーリング手法で対応すると、オーバーヘッドが増えてチームの速度は落ち、スクラムの本質とメリットが損なわれがちです。Scrum.org は、スクラムフレームワークを最小限に拡張し、チーム横断の仕事における依存関係とコラボレーションの課題を解決する Nexus フレームワークを開発しました。Nexusはスクラムの基本要素を強化するものなので、スクラムを使ってきた人にとって馴染みやすく、スクラムのメリットをそのまま活かせます。

コースの概要

SPS研修 2日間コース1は、Nexusフレームワークを土台に、スクラムのスケーリングに伴う課題を乗り越えるスキルを身につける、アクティビティベースの認定研修です。受講者は1つのNexusとして協働し、スケールしたプロダクト開発をシミュレーションするケーススタディに取り組みます。スケーリングの典型的な課題と、それを乗り越えるための50を超えるプラクティスを学ぶことができます。

  • 大規模なアジャイルプロダクト開発を立ち上げ、構造化し、組織化し、マネジメントする方法を理解する
  • チーム間の依存関係が価値提供に与える悪影響を体験し、その対処法を学ぶ
  • Nexusフレームワークのイベント、責任、作成物を実際に体験する
  • スケーリングの課題を特定し、乗り越えるためのテクニック集を持ち帰る
  1. 2日間コースをオンラインで開催する場合は、半日×4回など複数回に分割して開催する場合もあります。 ↩︎

コースの学習目標

  • スケーリングにおける典型的な課題を特定し、乗り越えるための原則とテクニックを学ぶ
  • 組織とプロセスに最適なスケールの見つけ方を理解する(縮小=デスケールすべきタイミングを含む)
  • スケールした状況で、チーム間の依存関係が価値提供に与える悪影響を体験する
  • チーム横断のリファインメントを通じて、依存関係を特定、可視化、最小化、除去する方法を学ぶ
  • Nexusフレームワークがスクラムの重要な原則をどのように拡張・強化し、スケールでの価値提供を可能にするかを学ぶ
  • Nexusフレームワークの実際 — イベント、責任、作成物 — を体験する
  • チームの編成、仕事の整理、Nexusの運営のテクニックを体験する
  • 個々のチームの仕事の最適化ではなく、Nexus全体で価値を提供する方法を学ぶ

コースの対応言語

  • コース: 日本語 🇯🇵
  • コースウェア: 日本語 🇯🇵
  • 演習: 日本語 🇯🇵
  • 認定試験: 英語 🇬🇧
    (公式に自動翻訳で日本語 🇯🇵 での受験が認められています)

受講対象者

SPS研修コースは、複数のスクラムチームが協働して1つのプロダクトを届ける方法を学びたい、経験豊富なスクラムプロフェッショナルを対象としています。次のような方に最適です。

  • 1つのプロダクトに取り組むスクラムチームを、1チームから複数チームへとスケールさせたい、経験豊富なスクラムマスター
  • Nexusでのスケールの仕方を理解したい、またはNexusを使う組織に加わる予定のスクラムチームのメンバー(開発者・プロダクトオーナー)
  • Nexusフレームワークの使い方を学びたい、スクラムの経験豊富なアジャイルコーチ
  • 複数のチームが協働する際に直面する困難を理解したい部門マネージャー

本コースは、スクラムの知識や経験が浅い方には適していません。スクラムの実務経験を十分に積んだうえでの受講をおすすめします。

スケジュール

公開研修の開催スケジュールは、現在準備中です。開催日程が決まり次第、本ページとニュースレターでご案内いたします。一社様向け(個社)研修の開催リクエストやご相談は、お気軽にお問い合わせください

ニュースレターの購読

次回研修開催・新着記事などを月1〜2回お送りします



プロフェッショナルスクラム認定(認定試験について)

このコースを修了したすべての受講者には、Scaled Professional Scrum™(SPS)の認定試験を受験する権利が付与されます。業界で認められているSPS認定試験への合格には、85%以上の正答が必要となります。SPS認定試験では、Nexusフレームワークの理解に加えて、コースで学ぶ内容とスクラムの知識が問われます。コース受講者は、14日以内に認定試験を受験した場合、1回目が不合格だった場合でも、追加料金なしで2回目の受験が可能です(それ以降は有償にて受験いただけます)。

  • 試験形式: Webプロクタリング
  • 試験時間: 60分間
  • 試験問題数: 40問
  • 試験形式: 多肢選択問題、複数選択問題、正誤問題
  • 試験言語: 英語(ブラウザの翻訳機能で日本語での受験が公式に認められています。公式情報はこちら
  • 認定期限: なし(更新費用は不要)

プロフェッショナルスクラムトレーナー

プロフェッショナルスクラムトレーナー(PST)になるには、長年のスクラム経験が必須です。PST候補者は応募後に様々な過程(面接、知識の検証、トレーニング、レビューなど)を経てはじめて、PSTに認定されます。PSTは世界中でおよそ300人程度しかいません。

Scrum.orgの認定研修は、世界中のどのPSTが指導する場合でも、一貫したコースウェアを用いた実践的な演習ベースの学習体験を提供しています。それぞれのコースでは、受講者が職場に戻ったあとに、学んだ内容を現場で応用できるよう、現実の課題を探究できるようになります。

プロフェッショナルスクラムトレーナー 長沢智治

日本人初のプロフェッショナルスクラムトレーナー

長沢智治は、日本人で初めてプロフェッショナルスクラムトレーナー(PST)に認定されました。現時点で唯一の日本人です。

長沢智治は、SPS 認定研修を担当するライセンスを有しており、本コースを日本語で実施できる唯一のPSTです。

プライベート研修と伴走支援サービス

SPS研修は、一社様向け(個社)研修としても実施が可能です。日程、開催場所などお気軽にご要望ください。

認定試験が不要な場合や、自社の状況に合わせた内容で実施したい場合は、弊社オリジナルのスクラム研修もご検討ください。伴走支援サービスも実施しております。これらは、プロフェッショナルスクラムトレーナーが担当いたします。