アジャイルのカタ
Agile Kata
マインドセットは学んだ、フレームワークも導入した・・・
足りないのは、それを習慣にするメタスキル「カタ」である
アジャイルのカタ(Agile Kata)は、科学的思考を毎日の習慣に変えるパターン(カタ)。
トヨタの現場実践の研究から体系化された「トヨタのカタ」をアジャイルの世界に持ち込んだ実践的な習慣
イベントは回っている。
でも、改善は起きていない。
「アジャイルを導入したのに、いつの間にか形だけになった」
「スクラムイベントはやっているのに、成果がよく分からない」
これは珍しい話ではありません。日本ではアジャイル導入済みの組織が44.8%に達する一方、拡大は鈍化し、多くの組織で一部の要員による取り組みにとどまっています。アジャイルのKPIを設定できている企業は27.4%。「導入」は進んだのに、「改善が続く状態」には届いていない –– これが日本のアジャイルの現在地です。
出典:PMI日本支部アジャイル研究会「2025年度アジャイルプロジェクトマネジメント意識調査」/IPA「DX動向2025」
欠けていたのは、
マインドセットとフレームワークの
「間」
アジャイルマインドセットは「なぜ」を教えてくれます。フレームワークは「何を」するかを規定してくれます。
しかし「どうやって日々の習慣にするか」は、どうしたらよいのでしょうか。
フレームワークは何をすべきかを示す
パターンは、どのように成長すべきかを示す
アジャイルのカタは、この空白を埋める実践パターンです。
科学的思考を才能ではなく習慣に
観察・仮説・実験・学習
科学的思考
思い込みや願望ではなく、事実から次の一歩を決める思考ルーティンです。
how-toの技能
メタスキル
特定の手法に縛られないスキル。スクラムでもカンバンでも、既存の取り組みの上でそのまま機能します。
繰り返しの練習
習慣化
完璧ではなく上達を目指す。改善を偶然に頼らず、意識的な日々のルーティンにします。
トヨタの強さの正体をアジャイルへ
米国の研究者Mike Rotherは、トヨタの継続的改善の現場を6年間観察し、その強さの源泉は個々の手法ではなく、組織全体で日常的に実践される「科学的思考のパターン」にあると結論づけました(『Toyota Kata』2009年)。
この「トヨタのカタ」をビジネスアジリティの世界に持ち込んだのが、Joe Krebs考案の「アジャイルのカタ」です。
日本で生まれた実践知が、研究を経て体系化され、いま日本に還ってきました。
いまの取り組みを捨てなくていい
スクラム/カンバン実践中のチームへ
習慣を上乗せ
いまのプロセスに、改善が続く習慣を上乗せできます。代替手法としても利用可能です。
アジャイルコーチ・スクラムマスターへ
答えの見つけ方
チームに「答え」ではなく「答えの見つけ方」を渡すパターンが手に入ります。
リーダー・経営層へ
変革の第一歩
大掛かりな変革プログラムではなく、日々の思考ルーティンからビジネスアジリティを高める第一歩に。
認定研修について

- 1日で完結する認定研修(オンライン/対面)
- 認定試験はオンライン30分・自動翻訳で日本語受験可
- 認定に更新料・有効期限なし
- 日本語でのフォローアップ(Discordコミュニティ)
- 講師:長沢智治
- 日本で唯ひとりの認定トレーナー
- 日本人初のScrum.org認定プロフェッショナルスクラムトレーナー(PST)
改善を、偶然に頼らない組織へ
ニュースレターの購読
次回研修開催・新着記事などを月1〜2回お送りします
書籍
アジャイルのカタ: 変化を強みにするための思考法と習慣
Agile Kata: Patterns and Practices for Transformative Organizational Agility
アジャイルを導入しても、なぜ組織は変われないのか。その答えは、「思考」と「習慣」にある。
本書は、『トヨタのカタ』で知られる「科学的思考」を土台に、アジャイルの価値観や実践と結びつけながら、「継続的改善」を日々の仕事に根づかせるためのカタ(型/形)を紹介する。成功事例の模倣やフレームワークへの依存ではない。小さく試し、学び、適応し、変化し続けるメタスキルを身につける。
スクラムマスターやアジャイルコーチ、エンジニア、チームリーダーはもちろん、DXや組織変革に携わるすべての人に、新たな視点と実践のヒントを与える一冊。誰でもいつからでも実践できるシンプルなアプローチで、変化の時代をしなやかに生き抜くための「思考法と習慣」を鍛えよう。
よくある質問
- Qアジャイルのカタとは何ですか?
- A
科学的思考(観察・仮説・実験・学習)を日々の習慣にするための実践パターンです。Joe Krebs氏が考案したもので、トヨタの現場実践の研究から体系化された「トヨタのカタ」(Mike Rother、2009年)から着想を得ています。
- Qトヨタのカタとどのような関係がありますか?
- A
米国の研究者Mike Rother氏がトヨタの継続的改善の現場を6年間観察し、その科学的思考のパターンを体系化したものが「トヨタのカタ」です。これをアジャイルおよびビジネスアジリティの領域に持ち込んだものがアジャイルのカタです。
- Qスクラムやカンバンと併用できますか?
- A
できます。アジャイルのカタは特定のフレームワークに依存しないメタスキル(習慣)であり、スクラムやカンバンなど既存の取り組みの上でそのまま機能します。また、フレームワークの代替として使うことも可能です。
- Q認定研修や認定制度はありますか?
- A
認定アジャイルのカタPRO研修(Agile Kata Pro)があります。日本語テキスト、日本人講師で実施実績があります。1日で完結するものです。認定試験はオンライン30分・英語(※ブラウザの自動翻訳で日本語での受験が公式に認められています)で受験可能、認定に更新料や有効期限はありません。日本では日本唯一の認定トレーナーである長沢智治(サーバントワークス株式会社)が提供しています。
※他社での認定研修の開催はありませんのでご注意ください
- Q書籍で学べますか?
- A
アジャイルのカタは書籍『Agile Kata』で学ぶことができます。2026年9月に日本語版が出版されます。カタのマインドセット、改善のカタとコーチングのカタ、レトロスペクティブや変革などの活用ケースまでを扱っています。

