Scrum.orgで公開されていたホワイトペーパー『SCRUM: A Framework to Reduce Risk and Deliver Value Sooner』を代表取締役の長沢智治が日本語翻訳させていただきました。日本語版のホワイトペーパーは、Scrum.orgに提供し、Scrum.orgのページより無料にてダウンロードいただけます。

本ホワイトペーパーの特徴

このホワイトペーパーは、複雑な問題を解決するためのフレームワークとしての「スクラム」について、『スクラムガイド』(2017年版)を補完する目的で執筆されています。『スクラムガイド』で抽象度が高い部分を中心に、より行動規範として具体的に記載されています。特に「スプリントゴール」、「リスク」、「フレームワークの具体性」について十分に補完してくれています。

対象

対象読者は「スクラム」に関心がある方は全員となりますが、特に下記の方々向けに執筆されています。

  • 初学者
  • 学び直しをしたい方
  • スクラムをより効果的に関係者に伝えたい方
『スクラム:リスクを軽減し早期に価値を提供するフレームワーク』

読み合わせや読書会に向いている

10数ページで、「スクラム」について十分に具体的に言及しており、また無料で入手できるため、チームや現場、利害関係者との読み合わせや読書会でのコンテンツとしてもご利用いただけます。「スクラム」についてより共通認識を得ることで目的達成に一歩近く一助になるはずです。

  • 自身の(再)学習のため
  • チームや現場での共通認識のため
  • 利害関係者にスクラムの利点と本質を理解してもらうため
  • (成熟した)チームや現場が向き直しをして共通理解と共通認識を新たにするため

ホワイトペーパーの入手方法

ホワイトペーパーは、Scrum.orgのページより英語(原文)版、日本語版、そしてロシア語版を無料ダウンロードしていただくことができます。

ホワイトペーパーのダウンロード

ダウンロード
Scrum.orgサイト

その他の翻訳リソース

サーバントワークスと代表の長沢智治は、多くのガイドやホワイトペーパーの翻訳提供を無償で行なっています。

良質な英語コンテンツを翻訳・公開中

サーバントワークスでは、Scrum.orgをはじめとした英語のブログ記事を執筆者の許諾を受けて日本語翻訳して無料にて公開をしています。

支援サービス

ホワイトペーパーを読んだ上で、「より詳しく理解したい」、「実践の中で身につけたい」といったご要望から、アジャイルコーチ(アジャイルストラテジスト)としての伴走支援、クイックスタートできる研修トレーニングのご要望を多くいただきます。有用だと思われるようでしたら、お気軽にご連絡ください。

翻訳者

長沢智治
PSPO II - Professional Scrum Product Owner II
PSPO I - Professional Scrum Product Owner I
PSM II - Professional Scrum Master II
PSM I - Professional Scrum Master I
PSD I - Professional Scrum Developer I
PAL-EBM - Professional Agile Leadership - Evidence-Based Management
PAL I - Professional Agile Leadership I
SPS- Scaled Professional Scrum
PSU I - Professional Scrum with User Experience
PSK I - Professional Scrum with Kanban I
PSF - Professional Scrum Facilitation Skills
PSPBM - Professional Scrum Product Backlog Management Skills
認定スクラムマスター
DASA Accredited DevOps Trainer
DASAアンバサダー

長沢智治

2000年より開発プロセス改善コンサルタントやエバンジェリストとして活動しており、イベントでの基調講演を担当したり、書籍の執筆・監訳や記事の翻訳なども精力的に実施しています。DASA (DevOps Agile Skills Association) のアンバサダーであり認定講師でもあります。

長沢智治は、いくつもの Scrum.org 認定資格を取得しています。アジャイルリーダーシップの認定資格である PAL-EBM、PAL I は、組織的なアジャイル変革や、プロダクト戦略、ポートフォリオ戦略、ステークホルダーマネジメントなどの知見が認められました。その他、スクラムのスケーリング(SPS)、スクラムでのカンバンの活用(PSK I)、プロダクトオーナーやスクラムマスター(PSPO II, I, PSM II, I)の知見を認められています。また、DASA認定のアンバサダーであり、DASA認定資格試験の認定トレーナーでもあります。