このたび、『More Effective Agile ~ “ソフトウェアリーダー”になるための28の道標』(日経BP社) がアマゾンにて予約開始となりました(発売は6月11日予定)。

本書は、名著『CODE COMPLETE』の Steve McConnell (スティーブ・マコネル) 氏の最新刊『More Effective Agile: A Roadmap for Software Leaders』(Construx Press、2019年) の翻訳書になります。アジャイルをより効果的にするための28の基本原則について、個人とチーム、作業、組織という観点で解説しており、”ソフトウェアリーダー” がアジャイルをうまく実践していけるための道標(みちしるべ)を提示しています。

More Effective Agile

本書の特徴

本書は、「ソフトウェアリーダー」のための書籍です。ソフトウェアリーダーとは、本書で特別な定義をされていなませんが、ソフトウェアは既に世界の中心にあるものであり、また、予定調和に作ることも、一度作ったら終わりなものでもなく、社会に必要なものと捉えています。そのソフトウェアに真剣に向き合うリーダーが、どう考え、どう振舞うべきか、アジャイルが必然だとして、今検討している、今実践しているものが本当にアジャイルなのか、そしてアジャイルであるかではなくビジネスに価値をもたらすソフトウェアであるのか、組織であるのか、チームであるのかを問う書籍です。

アジャイルにまつわる迷子になっているリーダー、組織、チームは読んだ方が良いです。既にアジャイルを実践していてるプロダクト開発チームの人にとってはプラクティスの観点では真新しさはないかもしれません。ただし、今の殻を破ったり、今ある課題を克服するためのコツは参考になると思います。

本書では、『アジャイルの境界』を意図的に意識させています。アジャイルが理解できる、アジャイルの影響が波及できる範囲は、全体ではなく限定的であるという現実とも向き合い現実解を与えようとしています。その点でも、アジャイルを訴求きたい人にとってヒントが宝の山のようにある書籍です。

スティーブマコネル氏は、アジャイルエバンジェリストではないので、非常に客観的にアジャイルを捉えています。それでもアジャイルであり、スクラムであり、やらなければならないことは強く推しています。それでいて、本質に関わらない部分においては、アジャイルの盲信的な部分は排除してでもビジネスに貢献する価値あるソフトウェアの継続的な提供のために多くの提案をしています。これらは彼の多くの支援経験の賜物なのは忘れてはいけないところです。

ぜひお手にとって、あなたのチームと組織、ビジネスの成功の道標としていただければ幸いです。

引用: Amazon

監訳を担当

監訳を弊社代表の長沢智治が担当させていただきました。監訳にあたり、著者のスティーブ・マコネル氏とも連絡をとり、確認作業を進めてきました。

読み進めていくと、同意できる点が驚くほど多いところと、長沢の経験、ご支援先の状況と支援による変化が一致しているところが多いことがわかりました。それだけ本書が現実的であり、また組織やソフトウェア、事業のリーダーにとって価値があるものであると確信がもてました。

アジャイルの書籍は実践者向けのものが多く、アジャイルにあまり関心がなかったり、関心があっても実践者向けの書籍で疲れてしまったりするリーダー(≒意思決定者、現場の支援者)のためのものが少ない印象でした。本書はリーダーのための書籍なので、スティーブマコネル氏の知名度も含めて、ソフトウェアリーダーの候補者全員に行き渡ることを望みます。また、そのための活動も弊社ならびに長沢智治は行っていく所存です。

なお、本書以外にもサーバントワークスのメンバーは多くの書籍に関わっております。ぜひこちらも合わせてご覧ください。

特設ページ

特設ページを開設しました。こちらに最新情報などを掲載していく予定です。

『More Effective Agile』

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