
EBM伴走支援サービス
エビデンスベースドマネジメントを用いて、不確実な状況下でビジネス価値とアウトカムの向上に伴走します。
月額固定費の伴走支援サービスをご提供いたします。
EBMで得られる3つの改善
EBMで変わる現場、マネジメント、プロダクト
EBMにより組織は、以下の3つの改善を行えるようになります。またこれらは相乗効果を生むため、同時に3つに対してアプローチできることも意味しています。
チームの改善
チームは、どれだけアジャイルであるかを「効果性」「反応性」の観点で常に検査・適応できるようになります。これはスクラムなどにどれだけ成熟しているかの検査にもなります。
EBMにより、適切な効果性と反応性を得たチームは、現在提供している価値を向上し、可能性を追求する術を得ることができます。その先には「開発生産性の向上」と「ビジネス価値向上」がリンクすることになります。
今実践しているアジャイルプロセスやフレームワーク、プラクティスに干渉も依存もせずに、負担もほとんどなく取り組めるEBMを活用すべきです。
マネジメントの改善
マネジメントは統制型から自律型に変化しています。なぜなら変化が激しい中での意思決定の頻度と内容が変わってきているからです。
マネジメントは方向性を戦略として提示し、適切な権限をチームに与え、チームを支援する役目を果たします。
状況に合った適切なマネジメントは、ビジネスを潤わせ、チームに活力を与えます。
適切なマネジメントが行えるようにするためには、EBMのゴール設定、アウトカムの計測、全体計画ではなく実験を遂行するアプローチが適しています。
プロダクトの改善
市場に価値あるプロダクトとは常に変化し、改善されていきます。それは顧客やユーザーのニーズに応え続けるために避けることができません。
しかしながら、プロダクトのアウトカムを測るには適切な計測指標だけでなく、方向性とゴール、そして現在地を知ることがセットでなければなりません。
市場の変化や競合他社の脅威に迅速に対応するためにEBMの重要価値領域を羅針盤として、EBMの変化に適合するゴール設定を活用すべきです。
エビデンスベースドマネジメントの重要性
科学的思考(経験的アプローチとエビデンスベースドアプローチ)が現代のビジネス課題に必要な理由
アジャイルを組織やプロダクトレベルに拡張する
チームでアジャイルやスクラムに取り組んでいても、それをステークホルダーに理解してもらったり、従来の組織のルールやビジネス習慣がアジャイルでなかったりすることで、アジャイルの効果は半減してしまいます。
現場と経営がアジャイルになってこそ、アジャイルはフルにその特性を活用できるようになるのです。現場だけがアジャイルで、意思決定やビジネス価値を測るのが従来どおりでは、分断を産むばかりです。
EBM(エビデンスベースドマネジメント; Evidence-Based Management)は、スクラムの考案者のひとりであるKen Schwaber氏とScrum.orgが提唱し、研鑽し続けたアジャイルマネジメントのフレームワークです。
EBMを活用することで、アジャイルやスクラムに取り組む現場だけでなく、ビジネス課題の真の解決、顧客アウトカムとの向き合い方をもアジャイルにすることができます。
現在注目されているEBMのアプローチを貴社の現場だけでなくマネジメント、経営、顧客まで拡張する伴走支援を提供いたします。
チームやプロダクトがアジャイルであることを客観的に示す
アジャイルチーム、スクラムチームの悩みごととして「自分たちはどれだけアジャイルになっているのか?」という基本的な問いに客観的に答えられないジレンマがあります。
EBMは、こうしたチームや組織、経営陣の悩みに対してマネジメントフレームワークという実践しながら検査し、適応できるアプローチで答えを自問できるようにするものです。
アジャイルとは、価値を継続的に提供し、フィードバックを得て、さらに価値を向上させていくアプローチです。そのためには、「方向性」「戦略」「現状」、「やり方」どれをとっても検査・適応する必要があります。
EBMにより「客観的にアジャイルになっているのか」を検査・適応することで、取り組んでいるスクラムなどのアジャイルアプローチが妥当なのかも把握することができるようになると同時に、ビジネス、プロダクトのアジリティ(機敏性)、市場や顧客の動向変容への迅速な対応が可能になります。
アジャイルを実践されているチーム、組織にとってこそ、次のステージとしてEBMのアプローチを取り入れる伴走支援を提供いたします。
EBMに関するご相談の仕方・流れ
EBMへの関心とともに、ご相談も増加傾向になります。ここで、はじめてEBMに取り組む際のご相談の仕方と、ご相談からご支援への流れを簡潔にお伝えします。
EBM伴走支援へのご相談の仕方
EBMには関心があるが、どのように相談したらよいかお悩みの方は、以下の問いに簡潔に回答してみてください。
- アジャイルチームの自己評価: どれくらいアジャイルだと自信があるか?
- 組織の状況: アジャイルチームの周囲のアジャイルの理解度合いはどの程度か?
- プロダクトの置かれている状況: 市場におけるプロダクトのポジショニングはどうか?
- 現在のゴール(目標)設定は腹落ちするものか?
- 現在の計測指標(KPIやOKRなど)は実情とゴールへの進捗を示しているか?
これらに明確に答えられなくても問題ありません。ご相談の際にこれらを探って参りましょう。
ご相談からご支援までの流れ
まずは、お気軽にご相談ください。その際に以下を目安にしていただけるとより迅速にご対応することができます。
エビデンスベースドマネジメントガイドをご覧いただきご相談いただけるとより迅速になりますが必須ではありません
- 現状を把握する(※左記の問いを参考にしてください)
- 気軽に相談する
- 最初のお打ち合わせをする
- 打ち合わせででてきた事柄を検討する
- 伴走支援を依頼する・契約する
- 伴走支援の実施
2つのEBM伴走支援
弊社のエビデンスベースドマネジメント(EBM)伴走支援は、大枠で下記の2種類を提供しております。それぞれ日本での実績のある伴走支援です。なお、便宜上分けておりますが、弊社の伴走支援サービスはクライアント様の課題、挑戦に対して総合的に伴走いたします。例えば、場合によって「EBM」を問題解決やゴール設定、ゴールへの進行状況の可視化のためにサポーティブなものとして推進したり、推奨したりしています。ぜひ、お気軽にご相談ください。
EBMによる改善のアプローチ
事実に基づいた仮説をもとにして、ゴールを設定します。ゴールは戦略的ゴール、中間ゴール、即時戦術ゴールの3つを設定することで、不確実性に対応できるようにします。これらのゴールは、事実に基づいて常に変化するものです。
市場価値に基づいき、アウトカム(成果)を計測します。特に注目すべきアウトカムは顧客アウトカム(現在の価値、未実現の価値)です。次に注目すべきは組織的な能力(市場に出すまでの時間、イノベーションの能力)です。これらはプラスになることもマイナスに転じることもよくあることなので、傾向としてみていきます。また、適切な指標を最初から発見できるとは限りませんので、事実に基づき適応させていきます。
小さな実験に集中することで、計測を加速させます。実験は結果を伴いますが、必ず成功する(都合の良い結果になる)必要はありません。事実を積み上げらることの方が重要です。計測することで、ゴールに近いているかが可視化され、よりよい計測を行う、より迅速に計測するための振る舞いを引き起こします。これにより、事実が積み上げられることで、【2】の指標の検査が行え、さらに【1】のゴールを適切なものに検査することができるようになります。
EBMガイド
伴走支援サービス、研修サービスは、EBMガイドやEBM関連のホワイトペーパーの翻訳を担当した代表の長沢智治が責任を持って担当いたします。
EBMに関する書籍
伴走支援サービス、研修サービスは、エビデンスベースドマネジメントの関連書籍の翻訳を担当した代表の長沢智治が責任を持って担当いたします。
エビデンスベースドマネジメント研修
エビデンスベースドマネジメント (EBM) の情報リソース
エビデンスベースドマネジメント (EBM) に関する情報リソースや、弊社ならびに代表が行っている貢献活動などを集約した特設ページを公開しています。EBMについて情報収集されたい方はぜひご覧ください。ご相談、お悩みはお気軽にご連絡ください。




