アジャイルのカタ ホワイトペーパー日本語訳
旧版アーカイブ|Agile Kata ver. 2.0
アジャイルのカタをはじめて知る方へ:全体像の解説と認定研修のご案内はこちらから。
このページの位置づけ
このページは、ホワイトペーパー「アジャイルのカタ ver. 2.0」の日本語訳と旧版アーカイブ、翻訳書籍『アジャイルのカタ』のご案内をまとめた翻訳リソースページです。
アジャイルのカタの考え方・4ステップ・学び方の全体像は アジャイルのカタ(Agile Kata)|概要・特徴・学び方 に、基礎解説・用語集・無料リソースは公式日本語サイト agilekata.jp にまとめています。現場での実践をご検討の方は アジャイルのカタ伴走支援、チームでの学習は 一社向け認定研修、お一人での受講は 公開認定研修 をご覧ください。
解説
このホワイトペーパー「アジャイルのカタ ver. 2.0」は、「Agile Kata ver. 2.0」の日本語翻訳版です。翻訳は長沢智治が担当させていただき、7名の翻訳レビューを経て、agilekata.orgならびに、agilekata.proに提供し、公開されました(※ 現状については後述)。
このホワイトペーパーでは、アジャイルを実践し定着化するための中核となる「カタ」を提唱しています。アジャイル宣言やその12の原則、スクラムやカンバンといったフレームワーク、アジャイルプラクティスや、アジャイルリーダーシップ、アジャイルコーチングは、一つ一つとっても共感でき、またある種の理想でもあります。しかしながら、従来の習慣や成功体験により、アジャイルを良いものだと認めつつも、従来の考え方ややり方、制約に引きずられ、本来のアジャイルを実践できない現場を多くみてきました。「アジャイルのカタ」は、『トヨタのカタ』で解くほぐされた「改善のカタ」を中核とし、そこにアジャイルの良さであるチーム、変化への適応などを盛り込むことで、アジャイルの導入、実践、定着化を行える「カタ」としています。
Business Agility Report (by Business Agility Institute) によると、75%のアジャイル変革が失敗しているといいます。4回挑んで3回失敗している計算になるため、これだけ見ると困難な道であると言えるでしょう。しかしながら、この壁を突破した組織は、その25%が「市場に出すまでに時間(T2M)」を短縮し、75%が従業員のエンゲージメントが向上し、92%の従業員がアジャイルな働き方を勧めていきたいと言っています。この差を埋めないといけないということでしょう。
この差を埋めるアプローチの根幹として「アジャイルのカタ」が存在しています。
「アジャイルのカタ」はとてもシンプルであり、実績のある方法をベースにしているため、アジャイル導入の開始からでも、中盤でも、終盤でも取り入れることができます。特に、これからアジャイルを加速させたい、あるいは、アジャイルがうまくいっていない現場にこそ、「アジャイルのカタ」は活きるのではないでしょうか。
また、アジャイルへの障壁として、周辺の理解が乏しいケースも見受けられます。ステークホルダーの理解、リーダーシップの理解、組織構造とプロダクト構造の関連への理解などが乏しいケースや、従来の組織の文化、商習慣が障壁となるケースです。「アジャイルのカタ」は、アジャイルトランスフォーメーション、組織的な改善、そしてアジャイルチームやプロダクトチームに適用が可能です。またはこれらすべての視点で「アジャイルのカタ」を取り入れることでアジャイルが加速するといってもいいでしょう。
「アジャイルのカタ」を知り、現場と組織環境、ステークホルダー、ビジネスのアジリティを見つめ直し、それだけでなく、明日といつかの明日を目指した、実践できる「カタ」を身につけましょう。
翻訳者 長沢智治


ダウンロード
ホワイトペーパーは、agilekata.org、agilekata.proにて無料でダウンロードいただけます。
agilekata.orgならびに、agilekata.proでのホワイトペーパーの配布は終了しています。Agile Kata ver 3.0 としては書籍として提供され、今後も更新をされていく予定とのことです。本サイトでは、日本語話者のために、許可を得て、Agile Kata ver 2.0 の英語オリジナル版と日本語版を無料閲覧できるようにしています(※参考資料として扱ってください)。最新の内容は、最新版(現在、ver 3.0)も併せて見ることを推奨いたします。アジャイルのカタは、普遍的なパターンですが、常に進化し得るパターンでもあります。
経緯: Agile Kataの構想の元、発表し公開したのがこのホワイトペーパーでした。当初は「ビジネスアジリティ向上」を主目的としていましたが、今ではアジャイルのカタの活用はそれだけにとどまらず、大きな枠組みから小さな日々の改善にまで適用、応用されています。そこで、認定研修や書籍が登場し、その活用が広がっており、このホワイトペーパーのみが拡散されてしまうと、アジャイルのカタが限定的なものになってしまうため、非公開となりました。
PDFの提供について
PDFのダウンロードでの提供については個別対応とさせていただきます。ご希望の際は、お手数をおかけいたしますが、下記、お問い合わせフォームよりご連絡ください。ダウンロード可能なURLをお知らせいたします。
認定研修については、日本語の専用サイトをご覧ください。
書籍
支援サービス
ホワイトペーパーを読んだ上で、「より詳しく理解したい」、「実践の中で身につけたい」といったご要望から、アジャイルコーチ(アジャイルストラテジスト)としての伴走支援、クイックスタートできる研修トレーニングのご要望を多くいただきます。有用だと思われるようでしたら、お気軽にご連絡ください。
翻訳者

認定トレーナー資格




長沢智治
日本人初のプロフェッショナルスクラムトレーナー(PST)です。また、Agile Kata Pro認定トレーナー(日本人初)でもあり、DASA (DevOps Agile Skills Association) の認定トレーナーでもあります。
2000年より開発プロセス改善コンサルタントやエバンジェリストとして活動しており、イベントでの基調講演を担当したり、書籍の執筆・監訳や記事の翻訳なども精力的に実施しています。

